​腰の症状

​腰痛

 

腰痛の原因は、急な動きをしたときに筋肉や腰椎の関節が傷つくことや、腰周囲の筋肉が疲労して凝り固まること、筋肉が疲労した結果長時間腰椎に負担がかかること、加齢などにより骨が変形したりすることなどが挙げられます。

肩の違和感・症状を放置すると、かたまった筋肉が血管を圧迫し、
肩こりが更に悪化し、最終的には末梢神経が傷つき、痛みやしびれが生じます。

​ぎっくり腰

 

重い物を持った拍子に突然腰が痛くなり動けなくなってしまう。そんな恐ろしいぎっくり腰、正式には急性腰痛と言います。

読んで字の如く急激に発症した腰痛を指し、欧米ではその激しい痛みから「魔女の一撃」とも呼ばれます。

多くは一週間~二週間程度で自然に回復していきますが、時間経過によって改善が見られない、または下半身に痛みやしびれと言った症状が出現した場合などは椎間板ヘルニアなどの病気が隠れていることがありますので要注意です。

​腰椎椎間板ヘルニア

 

腰椎椎間板ヘルニアは腰への負担の積み重ねによって発症するため、活動性の高い20代から40代、次いで10代と50代の男性に多く見られます。

腰椎は第1から第5まで5つが存在しますが腰椎椎間板ヘルニアの大部分は、構造上負担のかかりやすい第4腰椎と第5腰椎の間、また第5腰椎と仙骨の間で起こります。同時に2ヵ所以上に発生するヘルニアもありますが、複数のヘルニアが同時に症状を起こしていることは少なく、適切な治療のためには症状を引き起こしている部位を特定することが重要です。

​腰部脊柱管狭窄症

 

背骨には、脳から続く神経である脊髄が通る脊柱管があります。脊柱管狭窄症とは、骨や靭帯の肥厚、椎間板の突出などで、脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫され、腰の痛みや脚のしびれなどの症状を起こすものです。

加齢により骨や靭帯などが変性して起こることが多く、椎間板ヘルニアに比べ50代以降の高齢者に多くみられます。長い時間歩くと症状がひどくなり、しばらく休むとまた歩けるようになる、「間欠跛行(かんけつはこう)」が典型的な症状です。

日ごろから運動を心がけ、筋力をつけておくことや、労働、姿勢の悪さなどによる背骨への負担を減らすように心掛けておくことが大切です。

脊柱管狭窄症の診断はレントゲンだけでは難しく、MRIやCTなどの検査が必要となります。MRIは神経や椎間板などの柔らかく水分を含んだ組織を詳細に写し出し、CTでは骨が飛び出すことによる狭窄などを確かめることができます。

手術をしなければいけないのは、排尿障害(尿漏れや尿の排出困難)、排便障害を起こした時と、進行する筋力低下が生じたときです。このようなときは、早急に手術をしないと神経がダメージを受けて、手術をしても元に戻らなくなることがあります。

 

​坐骨神経痛

坐骨神経は人体の中で最も太い神経であり、腰からお尻、太ももの後ろ側を通り、足先までつながっています。下半身のこの坐骨神経の通る道沿いに、特にお尻や太ももの後ろ側に痛みが出現することを「坐骨神経痛」と言います。

​坐骨神経痛とは、疾患名ではなく腰からお尻、太腿にかけてのシビレ「症状」のことを言います。「脊柱管狭窄症」と言われる病気や、お尻の筋肉によって坐骨神経が圧迫される「梨状筋症候群」からくる症状でもあるので、原因は様々です。